第116回　冬の食事と気をつけるポイント

みなさま、こんにちは！

 朝晩の冷え込みが増し、冬の訪れを感じる季節となりました。体調を崩しやすい時期でもありますので、どうぞご自愛ください。

寒さが本格化するこの季節、体を温める食事が恋しくなりますね。鍋料理や煮込み料理など、冬ならではのメニューを楽しみながら、ストーマケアにも一緒に気を配っていきましょう。今回は、「冬の食事と気をつけるポイント」をご紹介します。

◆ 冬の食事で気をつけたいこと

寒くなると、体が冷えやすくなり、腸の動きが鈍くなることがあります。便秘や下痢などのトラブルを防ぐためにも、食事の内容や水分のとり方に気を付けていきましょう。

• 水分をしっかりとる：温かいスープやお茶で体を内側から温めましょう。
• 食物繊維を上手にとる：便の硬さを調整するために、水溶性・不溶性の食物繊維をバランスよく取り入れましょう。
• 消化にやさしい調理法を選ぶ：煮る・蒸すなど、胃腸にやさしい調理法がおすすめです。
• ゆっくりとよく噛んで食べる：海藻類、根菜類、きのこ類、果物など繊維の多い食品は特によく噛んで食べましょう。

◆ 食品とストーマの関係

食べ物によって、便の状態やガス、においに影響が出ることがあります。以下の表を参考に、ご自身の体調や生活スタイルに合わせて、無理のない範囲で食事を工夫してみてください。

＊食品によっては、お薬の効果に影響を与えることがあります。また、糖尿病や腎臓疾患などのご病気によっては、食事内容に制限がある場合もあります。ご自身に合った食事については、主治医にご相談いただくことをおすすめします。

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