第122回 パリ × オストメイト × ファッションショー
衣替えの季節を迎え、秋のおしゃれが楽しくなる頃となりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、福祉と医療、ファッションの視点から「誰もがオシャレを楽しめる世界」の実現を目指している、一般社団法人 日本福祉医療ファッション協会 (JWMF)についてご紹介します。
「誰もがオシャレを楽しめる世界へ」
皆様は、一般社団法人 日本福祉医療ファッション協会 (JWMF)を聞いたことはあるでしょうか?
JWMFは、福祉×医療×ファッションで世界の常識を塗り替え、誰もがオシャレを楽しめる世界を目指して活動している協会です。性別、国籍、障害の有無、年齢、宗教などの違いに関係なく、すべての人が共に生きる「インクルーシブ社会」の実現を社会的意義のひとつとされています。コンバテックもJWMFの考えに賛同し、協力企業として応援しています。
JWMFはこれまでに、医療用品にスポットライトをあてたファッションショーや、行政機関、医療関係者、医療用具メーカーといった様々な立場の専門家を招聘して業界の明るい未来を検討するフォーラムなどを開催されてきました。
おむつを主役としたファッションショー
記憶に新しい2025年の大阪・関西万博に、JWMFはおむつをファッションとして世界の舞台で輝かせる挑戦として「O-MU-TSU WORLD EXPO」を開催し、大きな反響を呼んだと発表しています。事前予約の1,800席は満席で、国内外100社以上のメディア報道、さらには黒いおむつの商品化まで影響したそうです!
テレビや海外メディアでも活躍されているJWMF代表理事の平林さんがO-MU-TSU WORLD EXPOの総合プロデューサーを務められました。このファッションショーは、平林さんのご友人が発した「おむつを友だちに見られたくない」という言葉をきっかけに始まったそうです。
このファッションショーでJWMFは、“隠すもの”は、”魅せるもの”に変えられる、ということを証明できたと発信しています。
O-MU-TSU WORLD EXPOで実際にモデルさんが着用された「未来のおむつ」やショーの動画はこちらで紹介されているので、皆様もぜひご覧ください!
https://jwmf.jp/works/
おむつに続き、次はオストメイトにスポットライトをあてたプロジェクトが発表されています。
「どんな人でも自信と誇りをもって自分らしく生きる世界を」
JWMFは今年、「「隠すもの」から「魅せるアート」へ」をテーマに掲げた「STOMA Néo-ART PROJECT」を推進し、オストメイトの生活や気持ちが豊かになることを目標に活動されています。
プロジェクトの取り組みとして、パリでのファッションショー開催とアート展示、東京でのシンポジウム開催が発表されています。
オストメイトモデルによるパリでのファッションショー
2026年10月6日に、世界のファッション・アートの最高峰から、オストメイトモデルによるファッションショーを開催するそうです!パリ公演の実現に向けて実施されたクラウドファンディングは目標額を達成され、たくさんの方に応援されています。
さらに、2026年10月23日~25日には、ルーヴル美術館に直結する歴史的空間カルーセル・デュ・ルーヴルでアート展示も計画されています!
「選択肢が増える社会」の実現を目指すシンポジウム
パリでのファッションショー後の2026年11月3日には、ストーマケア・排泄ケアの最前線で活躍する専門家を招聘し、「選択肢が増える社会」の実現に向けた議論を深めるSTOMA Néo-ART シンポジウム2026を、東京大学安田講堂にて開催予定だそうです。
公益社団法人 日本オストミー協会や日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会など、たくさんの団体が後援しており、注目を集めています。
STOMA Néo-ART PROJECTの詳細はこちらで紹介されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
https://jwmf.jp/stoma-neo-art/
パリの様子をお届けします!
コンバテック®me+®クラブ通信では、今後ショーの動画やアート展示の写真をお届けする号外記事を公開予定です!どうぞお楽しみに!
私たちコンバテックも「よりそい、つなぐ」を掲げながら、オストメイトの方々が素敵な毎日を過ごせるように活動しています。不安や悲しみ、怒りを感じることもあるかと思います。そんな時に、今回ご紹介したようなメッセージがほんの少しだけでも気持ちを和らげる要素になれば、私たちにとってこれ以上幸せなことはありません。