第26回 オストメイト対応トイレ
第26回コンバテッククラブ通信は、「オストメイト対応トイレ」についてお知らせいたします。
車で行楽地に向かう際に利用する高速道路のパーキングや、道の駅、公共交通機関である駅や空港のトイレにもオストメイトマークの付いたオストメイト対応トイレを見かけます。また、公共の建物や病院、デパート、ショッピングセンター、ホテルなどにも設置されています。
これは日本オストミー協会が2000年頃から国や地方自治体に要望し、2006年のバリアフリー新法により、オストメイト対応設備の設置義務付け対象施設を拡大したことにより、多くのストーマ保有者が安心して外出できる環境を作って頂いた事によるものです。
オストメイト対応トイレの設備や使い方についてです。
個室入り口にオストメイト対応トイレのマークが表示されています。(写真A)
こちらのトイレでは、使用に際しての注意書きがありました。(写真B)

オストメイト対応トイレの設備になります(写真C)。
ハンドシャワーの下にあるのが、汚物流し台です。ストーマ保有者の方用の設備で、立ったままこの汚物流し台に排泄物を出します。排泄物を廃棄後、トイレットペーパーで装具の排出口をきれいにふき取り、トイレットペーパーを汚物流し台に廃棄します。トイレットペーパーの上にあるボタンが、汚物流し台を「流す」ボタンになります。(オストメイト対応トレイにより配置などは異なります。)
ハンドシャワーは外出中のトラブル発生などにより装具交換をする際に、腹部を洗う為に使います。また汚物流し台をきれいにするのに使用します。装具交換の際は、使用済み装具の中の排泄物を流し、トイレットペーパーなどで包み、防臭性の高い袋に入れて持ち帰りましょう。
*使用中のパウチを洗う事はにおいの発生や装具の破損の原因になりますので、洗って使う事がないようにお願いします。
外出時のトイレを不安に思われ、外出を控えられていた方もいらっしゃるかも知れません。オストメイト対応トイレは多くの場所に設置されていますので、安心して外出、旅行などを楽しんではいかがでしょうか。