第90回 災害時の公助・共助・自助
朝夕の風に秋の深まりを感じる季節となりました。夏の疲れが出る頃ですが、皆様はお変わりなくお過ごしでしょうか。
さて、8~9月といえば台風が最も多くなる時期です。今年は、8月8日に日向灘の深さ31キロを震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、九州から四国の各地に津波が到達しました。この地震を受けて気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。
そこで、第90回コンバテックme+™クラブ通信では、『災害時の公助・共助・自助』についてお伝えします。
災害への備えを考えるとき、「自助」「共助」「公助」の3つに分けることができます。
「自助」とは、災害が発生したときに、まず自分自身の身の安全を守ることです。「共助」とは、地域やコミュニティといった周囲の人たちが協力して助け合うことをいいます。そして、市区町村や消防、都道府県、自衛隊といった公的機関による救助・援助が「公助」です1)。
いざという時に備えて、日頃から用意しておきましょう2)。

災害時には、相互の連絡により、安否確認、励ましあい、情報交換、装具の融通など協力しあえる仲間を作っておくことも重要です2)。
★公益社団法人 日本オストミー協会(JOA)
TEL:03-5670-7681 FAX:03-5670-7682
ホームページ:オストメイトの災害対策 | 日本オストミー協会 (joa-net.org) (2024年9月2日付)3)
避難所で装具の手持ち分が少なくなったときは、救護所の医療従事者に申し出て、ストーマ装具の調達について相談してください2)。
★電話および携帯電話・その他の通信等が復旧するまで時間を要する場合も考えられます。弊社オストメイトガイドブック巻末の『緊急連絡はがき』を使用していただくか、または下記のコンバテックお客様相談窓口にメールして、避難所・使用している装具などの状況をお知らせください。(はがきはすぐ使用できるよう切手をあらかじめ貼っておくとよいでしょう)
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<緊急時のストマ用品の配給について>
災害救助法適用の市町村内被災ストーマ保有者で、家屋の倒壊等によりストーマ用品の持出しや入手が困難なストーマ保有者、並びに入手が困難な避難所、病院等の施設等に対して、ストーマ用品セーフティーネット連絡会より、約1か月分のストーマ用品が無料で提供されます。提供は、ストーマ装具販売店を通じて行われます。
●ストーマ用品セーフティーネット連絡会とは
日本ストーマ用品協会(平成27 年3 月31 日付解散)を前身とし、日本国内のストーマ用品メーカーによって結成された団体です。コンバテックも会員として参加しています。
●無料提供対象メーカー・品目
ストーマ用品セーフティーネット連絡会会員が販売しているストーマ用品全般です。ただし、在庫状況によっては提供できない場合もあります。
災害時には、電話や携帯電話などの通信が混乱し、郵便やメールの方が早く対応できる場合もあります。インターネットが使用可能であれば、コンバテックme+™クラブのお問合せやお悩み相談から状況をお知らせください。 お悩み相談
参考文献
1)総務省消防庁.“防災の基礎知識”総務省消防庁ホームページ.4.「自助」「共助」「公助」 - 防災危機管理eカレッジ (fdma.go.jp)
2)コンバテックオストメイトガイドブック(000318)P62-63.(AP7.2021.OC190)
3)公益社団法人日本オストミー協会.”オストメイトの災害対策“日本オストミー協会ホームページ. オストメイトの災害対策 | 日本オストミー協会 (joa-net.org)(2024年9月2日付)
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