第78回 外出・旅行時で知っておきたいポイント
春まだ浅いこのごろではございますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
冬が終わり、過ごしやすい春は気分的にも出かけたくなる季節ではないでしょうか。また、桜前線を追いかけたり、学校が春休みで家族旅行に出かける方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、第78回コンバテックme+®クラブ通信では、『外出・旅行』について知っておきたいポイントをお伝えいたします。
<外出・旅行時のポイント>¹)
1.短時間の外出の場合
・退院して体力が回復してきましたら、まずは自宅から近い場所を散歩することから始めましょう。
近所の公園やスーパーなど、短時間でも外出することはリフレッシュになり、心身の安定につながります。少しずつ自信がついてきたら、徐々に時間や距離を延ばしていきましょう。
・お出かけの際には、外出先での予定外の装具交換を想定して、時間の長短に関わらず必ずストーマ装具一式を持参しましょう。
※詳しくはこちら をご覧ください。

・・外出時の予備装具は、すぐ使えるような状態で準備しておくと、突然の漏れの際も慌てずに済みます。

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2.長時間の外出・旅行の場合
・ストーマでの生活に慣れてきましたら、少し遠出をしたり小旅行に出かけるのも良いでしょう。遠出や旅行はストレス発散にもつながりますし、自信がつくことでストーマライフを楽しむヒントが得られるかもしれません。
・もし、外出時間が長くなることに不安がある場合は、目的地までの交通手段や道順を考え、目的地までの行動をシミュレーションし
ておくと安心できるかと思います。
・旅先でストーマ装具を入手するのは困難です。ストーマ装具は多めに準備しておきましょう。
<乗り物を利用する時のポイント>
・オストメイト対応トイレは、お車でのご旅行では高速道路や道の駅に、公共交通機関を利用してのご旅行では駅や空港、ホテルのトイレに設置されている事が多くあります。

・車内にストーマ装具を置いたままにしないようにしましょう。温度が上がると、皮膚保護剤が溶ける事があります。
・飛行機を利用しての旅行では、ストーマ装具の面板をストーマの大きさにカットし、機内持ち込み手荷物に2-3セット入れておきましょう。
・飛行機内では気圧の変化によりストーマ袋が膨らむことがあるので、搭乗前にストーマ袋を空にしておきましょう。
・海外への旅行は、お預け荷物(トランク等)が紛失するトラブルもありますので、機内持ち込み手荷物にもストーマ装具を多めに入れておきましょう。

◆ハサミは機内手荷物に持ち込むことが出来ません。
◆スプレータイプの皮膚被膜剤や粘着剥離剤などは機内に持ち込めませんが、個包装のワイプタイプであれば基本的に持ち込み
可能です。
◆液体の持ち込み量に制限がある場合もございますので、あらかじめご確認ください。
・公共交通機関や高速道路などでは身体障害者手帳をお持ちの方への割引サービスが適用される事もあります。詳しくは第71回コンバテッククラブ通信もご確認ください。
今回、オストメイトの外出や旅行時のポイントをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。旅行に行くことを諦めてしまったり、外出が不安で遠出ができなくなってしまっているオストメイトの方がいらっしゃいます。はじめは不安が大きいかと思いますが、経験することで少しずつ慣れていくことができると思います。この春に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。私たちがそのお手伝いをいたします。
また現在、排泄物の漏れや皮膚トラブルを経験している方がいらっしゃいましたら、お悩み相談をご利用ください。弊社の皮膚・排泄ケア認定看護師が、皆様のお悩み解決の糸口をご提案します。お悩み相談- ConvaTec-club.jp
参考文献
1)コンバテックオストメイトガイドブック(000318)P54.
2)コンバテックストーマ用品総合カタログ(000920)P11,20.
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